WiMAXはマンションの室内だと繋がらない?

WiMAXをマンションの部屋の中で使いたい、と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、WiMAXについて口コミなどを見ていると、「マンションの部屋の中だと繋がらない」という口コミを見かけることがあるかもしれません。

これはある程度事実です。WiMAXは、室内や高所だと繋がりづらいという弱点があります。

まず、なぜ室内だと繋がりづらいのでしょうか。これはWiMAXだけでなく、モバイル回線全体に共通する性質ですが、モバイル回線というのは無線電波を使って通信を行っています。遠くの基地局から飛んできた電波が建物の外壁に弾かれてしまうので室内だと電波がかなり弱まってしまいます。

固定回線はどうなんだというと、固定回線は物理的な電線なり(光ファイバーとか)によって通信を行っているので、モバイル回線よりも確実に通信を行なうことができます。室内まで物理的な光ファイバー等で回線がつながっているので、壁に弾かれるといったことはありません。

モバイル回線だと、室内で繋がりづらいというのはある程度仕方ありません。対処法としては、窓際にルーターを置いておく、アンテナを自作してみる等です。

それから、高所で繋がりづらいという問題もあります。WiMAXの電波は、ある程度高い場所にある基地局から斜め下の方向に電波を飛ばしているらしいです。そういう理由で、高い場所には電波がこないみたいです。ただ、20階程度なら問題ないようです。それ以上の高層マンションに住んでいる方は・・・それなりにお金持ちでしょうから家では光回線を使ってください笑。

この2つの問題があるので、高層マンションに住んでいる方はWiMAXを契約するのは不安だと思います。Try WiMAXといった無料お試しサービスもあるので、これを利用するのがおすすめです。

WiMAXの端末はどれを選ぶ?

WiMAXを契約しよう!プロバイダーは決まった!・・・ですが、まだ決めなければならないことがあります。それは、どの端末を選ぶか、という問題です。

WiMAXは2年間の縛りがあるため、最初に選んだ端末は2年間使い続けなければなりません。まあ、途中で買い換えることもできますが、2万円くらいするのでおすすめはできません。最初の契約時に端末を買えば、無料に近い価格で端末を手に入れることができます。

さて、ではどの端末を選ぶか、です。プロバイダーによりますが、古い機種ならキャッシュバックが高額で、最新端末になるとキャッシュバック額が減る、というところもあります。代表的なのはgmoとくとくbbですね。ただ、gmoとくとくbbはおすすめしませんが・・・。

niftyやbiglobeでは、最新端末の場合でもキャッシュバック額は変わりません。こういう場合は、迷わず最新端末を選びましょう。

gmoとくとくbbのような旧端末を選ぶとキャッシュバックが増える場合でも、最新端末を選んでおくことをおすすめします。なぜなら、2年間使うことを考えると、契約が終わる頃には3年遅れになってしまうので、たぶんいろいろと支障がでてくると思います。そのときの最新端末を選びましょう。

現在の最新端末は、WX01とW01という2種類です。NEC製のWX01と、Huawai製のW01です。この2社はいつも競合する端末を出しています。消費者から見ると、好みの端末を選べるのでありがたいですね。

この2つを比較してみましょう。

結論から言ってしまうと、WX01が明確に優れています。

まず、バッテリーの持ち時間がWX01は8時間30分、W01は8時間と、わずかながら長いです。

外見もWX01のほうがコンパクトで軽いです。

最も大きな差が、通信速度です。

ご存知の人も多いかもしれませんが、WiMAXは2015年から最大220Mbpsの超高速通信をスタートしました。いままで110Mbpsだったので、約2倍のスピードが出ることになります。

しかし、W01のほうは、まだ220Mbps通信を使うことができません。

W01はキャリアアグリゲーションという技術を使用しています。しかし、使えるエリアがまだ一部の地域だけなんです。

2016年には全国で220Mbps通信が使えるようになりますが、それまでは110Mbpsしか使えないことになります。

ということは、もうすでに全国で220Mbps通信が使えるWX01が明確に優れていますよね。

バッテリー、重さ、通信速度と、WX01はほとんど全ての点でW01よりも優れています。

実は、毎回NEC製の端末のほうが評判が良いのですが、今回はかなり差がつきましたね。

人気でもかなりの差がでているらしく、gmoとくとくbbなんかはW01を選んだ場合のキャッシュバックを高く設定しています。そうしないと売れないのでしょう。

GMOとくとくBBってどうなの?

GMOとくとくBBは、言わずと知れた激安プロバイダーです。おそらく、全WiMAXプロバイダーの中で最も安いプロバイダーだと思います。理由は超高額のキャッシュバックで、時期によりますが2万円~3万円以上のキャッシュバックキャンペーンを行っています。

ちなみに、豆知識ですが、キャッシュバック額はその月によって変わってきます。毎月変わります。さらに言うと、毎年3月が最もキャッシュバック額が高額な時期です。いつもは27000円程度のキャッシュバックで、これでも十分高額なのですが、3月は引っ越しや新生活等、wimaxがよく売れる時期なので、さらにキャッシュバックが高額になります。具体的には、今年は3,7000円以上のキャッシュバックでした。なので、時期を選べるなら、3月に契約するのが最もお得です。以上、豆知識でした。

そんなわけで、GMOとくとくBBは最安プロバイダーで、やはり人気があります。その一方で、実際に使っている人からはかなり悪い評判も聞こえてきます。1例を紹介しましょう。

まず、キャッシュバックが受け取りづらいです。

実はキャッシュバックはすぐに受け取れるわけではなく、契約してから13ヶ月後に受け取れます。これはしかたのないことで、契約してからすぐにキャッシュバックをわたすと月額料金と比べてかなりプロバイダー側がマイナスになってしまうので、これは仕方ありません。

niftyやbiglobeなら8ヶ月くらいで受け取れるので、この部分でもgmoは劣っているといえますが、まあそれほどデメリットではないでしょう。

酷いのは、銀行口座を登録するのが非常に面倒なことです。キャッシュバックは銀行口座に振り込まれますが、その銀行口座を登録するのが非常に面倒なのです。

gmoと契約すると、gmoから専用のメールアドレスを渡されます。このメールアドレスに、13ヶ月後に銀行口座を登録してください、という旨のメールが届くので、それに銀行口座を書いて返信すれば登録完了となり、キャッシュバックが受け取れることになります。

なんだ、簡単じゃないか、と思うかもしれませんが、これがとても面倒です。まず、gmoからは広告メールがスパムのごとくバンバン届きます。ここに登録メールが1通だけ紛れ込んでいるので、それを探しださなくてはなりません。

また、メールが届くのは13ヶ月後です。契約から1年も立ってしまうと、そんなことは忘れてしまいます。

また、キャッシュバックを受け取れるのは1ヶ月間のみで、この間に手続きを済ませないとキャッシュバックを受け取ることはできなくなってしまいます。確認のメールが届くこともありません。メールは一通のみです。

こういうふうに、gmoはキャッシュバックの受け取り1つとっても非常に面倒な手続きを踏まなければなりません。

niftyは違って、契約するときに銀行口座を登録するだけで、自動で振り込まれます。これだけです。

また、最近はniftyもかなりのキャッシュバックキャンペーンを行っていて、最新端末とクレードルのセットだと月によってはgmoより高額キャッシュバックのこともあります。

gmoよりキャッシュバック額が下の時も、かなり微差です。

gmoとnifty、どちらを選びたいですか?私ならgmoは選びたくないですね。

UQ WiMAXはなんとなく安心、なんて大嘘

UQ WiMAXは本家プロバイダーと言われています。なんとなく本家プロバイダーだから安心だろう、とおもって契約しようと思っている人が多いようですが、考えなおすことをおすすめします。

まず、なんでUQ WiMAXは本家プロバイダーと呼ばれているのでしょうか。

当然ながら、モバイル通信事業を行うには無線電波の帯域を確保しなければなりません。実は、この帯域は無限にあるわけではなく、有限のものなのです。この帯域を好き勝手に使うとすぐにいっぱいになってしまい、無線電波は繋がらなくなってしまいます。

目には見えませんが、電波も混雑することがあるのです。人混みの中で携帯電話が繋がらなくなって経験はありませんか?あれは電波を使っている人が多すぎて、目には見えない電波が混雑している状態です。ちょうど、高速道路で車が渋滞しているようなものです。

なので、「モバイル通信のビジネスを始めたい」と思っても、勝手に電波を飛ばす回線設備を作ってはいけないのです。実は、無線電波の帯域は国が管理していて、これを使うには国が許可を出さなければなりません。

10年ほど前、無線電波の帯域が空いたので、「これを使いたい人手を挙げて〜」という感じで国が募集をしました。何社かが応募した中で、UQコミュニケーションズがこの帯域を利用することを許可されました。そんなわけで、UQコミュニケーションズはこの帯域を使ってモバイル通信事業を始めました。それがWiMAXです。

そういうわけで、UQ WiMAXが本家プロバイダーと呼ばれています。

でも、WiMAXを提供しているプロバイダーって他にもたくさんありますよね。例えばGMO、nifty、biglobe, so-netなどなど…おそらく家電量販店のWiMAXも入れれば、20社ほどあるのではないかと思います。

これらのプロバイダーが国から帯域を利用する許可を得ているのかというと、得ていません。「え、無免許でやってるの?違法」かと思われた方もいるかもしれません。もちろん違法じゃありません。

実は、UQ以外のプロバイダーはUQから回線設備やらなにやらを丸ごと借りているのです。こういうプロバイダーをMVNOと言います。日本語で言うと、仮想移動体通信事業者です。

移動体というのは、通信する部分が移動可能ということです。WiMAXはどこにでも持ち運んでインターネットに繋ぐことができますよね。そういうものを移動体と言います。「移動体通信」は「モバイル通信」という意味です。

「仮想」というのは、自分の会社で通信設備を持たないのに通信事業をやっていることです。

ちなみにUQはMNOと言って、移動体通信事業者といいます。仮想がとれてるわけですね。

話を元にもどしましょう。

UQ以外のプロバイダーはUQから回線を丸ごと借りているということは、つまりどのプロバイダーでも使っている設備は同じということです。プロバイダー間の差がでないということですね。

そういう理由で、UQ WiMAXは高いだけの普通のWiMAX回線です。だってどこで申し込んでも同じなのですから。